「現代の外食産業」(茂木信太郎・著、日経文庫)を参照すると、
外食提供事業が産業として歩みを始めたのは、
1970年のことだそうです(同書15ページ参照)。
「外食産業を創った人びと」(商業界発行)のまえがきを参照すると、
日本の飲食業が外食産業へと歩みはじめたのは
1970(昭和45)年のことだと書いてあります。
1970(昭和45)年といえば、
大阪万博(日本万国博覧会)が開催された年です。
「現代の外食産業」に載っている
「日本に上陸した主な外資系チェーン」(同書18~19ページ)を参照すると、
1970年に日本での1号店がオープンした外資系外食チェーンは、
ケンタッキーフライドチキンと東食ウィンピーです。
1971年には、
マクドナルド、ダンキンドーナツ、ミスタードナツの1号店が
オープンしています。
さて、
11月7日(水曜日)午前11時半過ぎに
浜松市中区鹿谷町にある
「あさくま 鹿谷ガーデン店」へ行ってきました。
~ 1977(昭和52)年にオープンした席数200席をはるかに超す巨大なレストランです。
「あさくま」は、
名古屋市に本社がある株式会社あさくまがチェーン展開している
ステーキ&ハンバーグレストランです。
「あさくま」の1号店がオープンしたのは、
1962(昭和37)年のことです。
1965(昭和40)年に2号店、
1968(昭和43)年に3号店とセントラルキッチンがオープンし、
外食産業元年と言われる1970(昭和45)年の店舗数は
10店舗に達していたそうなので、
「あさくま」は外食産業の先駆者だと言えそうです。
巨大レストラン「あさくま 鹿谷ガーデン店」では、
デミグラスハンバーグ(サラダバー付き)をオーダーしました。
料理をオーダーしたら、
サラダバーです。
サラダバーカウンターに並んでいた野菜の中から
選んだ一皿目は、こんな感じです。
~ わたしの好きなガルバンゾー(ひよこ豆)がありました。
サラダバーカウンターには、
コーンスープ、カレー、ライスもありました。
~ 「コーンスープ」は、「あさくま」のロングセラー商品です。

- ショップ: ステーキのあさくま
- 価格: 4,599 円
サラダを食べていると、
デミグラスハンバーグが運ばれてきました。
~ ハンバーグ自体にしっかり味がついているので、デミグラスソースは別の容器に入れてもらいました(結局、デミグラスソースは使いませんでした)。
それでは、
ハンバーグのカット面をご覧ください。
~ ハンバーグの断面にポケットのようなものが見えます。これが「ジューシー」を演出するための秘密のポケットです。
食事が終わり支払を済ませた後、
建物の横、裏を探検してみました。
~ 中庭が見えます。
「あさくま」ではなく、
「モンシェリ」というお店の入口がありました。
~ 「モンシェリ」はモダン創作和食のお店のようですが、休業でした。
「あさくま 鹿谷ガーデン店」の一角にある
この「モンシェリ」というレストラン、
2010年2月26日(金曜日)に利用したことがあります。
その時は、
モダン創作和食のお店ではなく、
スパゲティとパスタのお店でした。
業績低迷に長い間苦しんでいた
ステーキ&ハンバーグの「あさくま」チェーン、
業績が回復したようです。
10月26日付の中日新聞記事を参照すると、
三重県四日市市に新たしいタイプの店舗
「あさくまキッチン」を10月26日(金曜日)にオープンしたのに続き、
11月下旬には愛知県稲沢市に新店舗をオープンするそうです。
☆ 「あさくま 鹿谷ガーデン店」
(静岡県浜松市中区鹿谷町11-1)
★ 2012年11月7日(水曜日)午前11時40分頃利用

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