名古屋市交通局は、
自動車運送事業(市バス) と 高速度鉄道事業(地下鉄)を
行っています。
名古屋市交通局の公式サイトに載っている
「市営交通事業のあらまし(平成25年度)」を見ると、
・ 営業距離数 : 市バス/757キロ 地下鉄/93キロ
・ 停留所数/駅数 : 市バス/1432箇所 地下鉄/87駅
・ 1日のお客さま数 : 市バス/31万6千人 地下鉄/118万7千人
などのデータが載っています。
市バスと地下鉄に乗車するときの料金は、
市バスが均一料金制で大人200円、
地下鉄が対キロ区間制で最低料金(3キロまで)が大人200円、
最高料金(15キロをこえるもの)大人320円。
市バスと地下鉄の
おとくな乗車券もあります。
中でもお勧めなのが、
ドニチエコきっぷ。
土・日・休日及び毎月8日(環境保全の日)は、
大人600円、小児300円で
市バス・地下鉄が一日乗り放題。
さて、
環境保全の日だった1月8日(水曜日)に、
この「ドニチエコきっぷ」を利用して
名古屋市内の茶室/立礼席めぐりをしました。
スタートは、
金山総合駅前(北側)の7番バスのりば。
午前9時35分発の
金山16号系統「瑞穂運動場東行き」に乗車。
20分ほどで、
「田辺通2丁目」に到着。
最初の目的地は、
昨年2013年6月21日に
国の登録有形文化財(建造物)に登録された
「東山荘(とうざんそう)」。
~ 「東山荘」は茶室等の貸室が基本、一般の利用は毎月1回ほど開催される茶会などに限定されます。なお、庭園の見学はいつもできます。
1月17日(金曜日)に
「名古屋市東山荘 市民茶会」が開かれるそうです。
「東山荘」を後に、
バス停「市大薬学部」まで歩きました。
市バスと地下鉄を乗継ぎ、
向かったのは八事。
♪ 市バス「市大薬学部」 → 市バス「瑞穂運動場東」/地下鉄「瑞穂運動場東」 → 地下鉄「八事」
~ 八事山興正寺の普門園「竹翠亭」。
・・・普門園「竹翠亭(ちくすいてい)」へ行ってきました・・・2 〔八事山興正寺〕 をご覧ください。
3番目の目的地は、
「白鳥庭園」です。
地下鉄と市バスを乗り継いで向かいました。
♪ 地下鉄「八事」 → 地下鉄「神宮西」/市バス「旗屋町」 → 市バス「白鳥橋」
~ 入館料240円(割引料金)。
「白鳥庭園」内にある
茶室「清羽亭」は貸室が基本ですが、
四季折々に一般に開放されます。
~ 茶室「清羽亭」。
この週末、
1月12日(日曜日)・13日(月曜日、祝日)に
「新春市民茶会」が開かれるそうです。
1月8日(水曜日)の最後の目的地は、
「古川美術館」の分館「爲三郎記念館」。
市バスと地下鉄を利用して池下へ向かいました。
♪ 市バス「白鳥橋」 → 市バス「旗屋町」/地下鉄「神宮西」 → 地下鉄「池下」
地下鉄「池下」駅から近い「爲三郎記念館」、
呈茶券付き入館券を利用しました。
~ 庭園は撮影可ですが、館内は撮影禁止(原則)でした。
「ドニチエコきっぷ」のメリット、
乗り放題だけではありません。
「ドニチエコきっぷ」を提示すると、
割引がある施設、飲食店などがあります。
たとえば、
「白鳥庭園」の観覧料大人300円が
2割引の240円になります。
詳しい特典は、
地下鉄の駅などにおいてある
特典ガイドブック「なごや得ナビ」をご覧ください。
名古屋圏は、
すぐ近くのコンビニでも自動車を利用するほど
自動車依存率がとても高い地域だと思います。
たまには自動車ではなく、
名古屋市バスと地下鉄を利用して
名古屋めぐりをしてみませんか。
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「ドニチエコきっぷ」を利用して「茶室/立礼席」めぐりをしました 〔名古屋市交通局の一日乗り放題きっぷ〕
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